ANAは思い出の飛行機

学生時代、友達と3人でヨーロッパへ行きました。
旅行を楽しんだ帰り、悪天候や座席のダブルブッキングなどのミスが重なり、乗る予定だった飛行機に乗れず、足止めを食らいました。
どんなに話してもうまく伝わらず、結局代わりの飛行機を手配してもらえなかったのです。
私たちは焦りと怒りでどうしようもない気持ちで無意味な一日を過ごしました。
次の日の午後、空港側が全日空を手配しやっと帰国の途につくことができましたが、気持ちはおさまりませんでした。
せっかくの旅行でしたが、私たちは最悪な気分で話す気にもなれず、ただただ目をつぶっていました。
そのときキャビンアテンダントの方が声をかけてくれました。
異国で言葉も通じず大変な思いをしたことを理解してくれたことが嬉しくて思わず号泣してしまいました。
10年以上たった今でも友達と飲んだ時には思い出話として話題にあがります。
今になって考えると、私たちにも非はあったはずです。
あのときのキャビンアテンダントの方は、おそらくそれを知りつつも私たちの心をなだめるために親切に話しかけてくれたのでしょう。
ANAのロゴを見るたびに私はあのキャビンアテンダントの方を思い出します。

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